どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べるトランプゲーム『99《バーストゲーム》』のルールを解説します。使うものはトランプだけで、ルール自体も簡単なので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・99《バーストゲーム》はどんなゲーム?
99《バーストゲーム》は、99を超えないように手札を出し合うトランプゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:2~8人 プレイ時間:7分
難易度:2 戦略:1 運:4 やり取り:2 (全5段階)
※BGAより参照
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
各プレイヤーは、3つのライフを失うと脱落します。最後の1人になるとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
この準備はBGAでは自動で行われます。ジョーカーを抜いたトランプ52枚をシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配り、残りを山札にします。また、各プレイヤーには3つのライフが与えられます。ライフはプレイヤー名の下で確認できます。
場のポイントは0点の状態で始まり、上にある矢印は順番を表します。右方向はプレイヤー名の上から下へ順番に行います。
・ゲームの流れ
各プレイヤーは、手札から1枚場に出し、山札から1枚引くアクションを行います。
カードを出していくと、そのカードの数字によってポイントが増減します。
このポイントが100以上にしたプレイヤーはバーストとなり、ライフを1つ失います。
誰かがバーストするとすべてのカードが回収され、再び各プレイヤーに3枚ずつ配ります。スタートプレイヤーはバーストしたプレイヤーとなります。
このアクションを繰り返し、3つのライフを失うとそのプレイヤーは脱落します。そして、最後まで残ったプレイヤーの勝利となります。
・カードの効果
カードは数字によってポイントの増減が異なります。詳細は以下の通りです。
●2・3・5・6・7・8のカード
これらのカードはその数字分のポイントが加算されます。
●J・Qのカード
J・Qのカードはどちらも10ポイント加算します。
●Aのカード
Aのカードは出したプレイヤーが「1」か「11」にするか選択し、その分ポイントを加算します。ブラックジャックと同じ要領ですね。
●4のカード
4のカードは0ポイントとなり増減はありません。また、出した後に、プレイヤーの手順が逆になります。UNOのリバースカードみたいなものです。
●9のカード
9のカードは0ポイントとなり増減はありません。
●10のカード
10のカードは-10ポイントとなり、唯一の減点カードになります。
●Kのカード
Kのカードは無条件で99ポイントにします。Kの後にKをだしても99ポイントのままで増減はありません。
・ゲームのコツ
ここまで、見てるとわかるかもしれませんが、基本的には「4・9・10・K」のカードはなるべく手札に残し、それ以外のカード、特に大きい数字のカードを優先して出していくのが安定した立ち回りです。
このゲームは、いかに99を超えないようにするかというゲームです。そのため「4・9・10・K」のカードは、たとえ場のポイントが99だとしても乗り切ることができるので、残して置く必要があります。
個人的に場に出すカードの優先度は、
J=Q>8>7>6>5>3>2>1>10>4=9=K
と考えています。10のカードは99超えを回避できますが、次のプレイヤーが加算できるチャンスを与えてしまうので、他の回避カードよりも優先度は高くなっています。
このゲームを遊んでみて
手軽に簡単に大人数で遊べるボードゲームとしておすすめです。ある程度の戦略は上記のように立てられますが、結局は山札から引くカードの運次第というところに行きつきます。「早く相手がバーストしてくれー」と願うようになってきます(笑)。
簡単なトランプバーストゲーム『99《バーストゲーム》』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。