どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べるアブストラクトゲーム『ドードー』のルールを解説していきます。アイコンのドードーの顔からして見た目は簡単そうですが、勝つのはなかなか難しいゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・ドードーはどんなゲーム?
ドードーは、自分の駒を動かせなくなるまで移動させ続けるアブストラクトゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:2人 プレイ時間:5分
難易度:0 戦略:5 運:0 やり取り:0 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
ドードーのデザイナーは、マーク・スティーレ氏です。マーク・スティーレ・ゲームスというメーカーを立ち上げており、他にもアブストラクトゲームをデザインしています。(なぜ、ドードーというタイトルなのかは謎です…。)なお、ドードーのコマはお皿に注いだネイルラッカーの写真で、以下のものを様々な角度から撮影したものらしいです。
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
手番が始まった時点で、自分の駒を動かせない状態になるとゲームが終了し、動かせなくなったプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
この準備はBGAでは自動で行われます。
メインボードにそれぞれのプレイヤーの駒(赤・青)を13個両側に配置します。
・ゲームの流れ
プレイヤーは自分の手番に、駒を1個移動させるアクションを行います。
自分の駒は、前か斜め前にのみ進むことができます。後ろに下がることや相手の駒を取る、または駒を飛び越えることはできません。
なお、パスすることはできず、動かせる駒がある場合は、必ず移動させなければなりません。
以上のアクションをお互いに繰り返し、自分の駒を動かせない状態で手番が始まるとゲームが終了し、動かせなくなったプレイヤーの勝利となります。
・追加ルール
ドードーの追加ルールは以下の通りです。
●ミゼールの勝利条件
通常のゲームと異なり、駒が動かせなくなったプレイヤーの負けとなります。通常のルールと勝利条件が反対になるので、ゲーム開始時はどちらのルールになっているか確認するようにしましょう。
このゲームを遊んでみて
最終的には上の画像のような盤面になります(操作プレイヤーは青)。
BGAのゲーム説明欄にもありますが、コンピューターにランダムに対戦させたところ勝敗は五分五分になったようです。それほど公平なゲームということですね。
このゲームは、いかに相手の陣地にいち早く駒を移動させられるか、もしくは自分の陣地に駒を残したまま相手の駒を自分の陣地に移動させるかが勝利のカギとなります。特に、自分の陣地に残したまま相手の駒を自分の陣地に移動させるのは難しいですが、勝利しやすくなります。ゲーム終盤は、自分の駒はほぼすべて相手の陣地に移動してしまうので、いかに自分の陣地に自分の駒を残せるかが大事です。
見た目は簡単そうで、実は奥が深いアブストラクトゲーム『ドードー』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。