どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べるアブストラクトゲーム『ギュゲース』のルールを解説していきます。駒の所有権が常に変化する頭を使う2人専用のゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・ギュゲースはどんなゲーム?
ギュゲースは、常に所有権が変わる駒を相手の陣地まで到達させることを目指すアブストラクトゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:2人 プレイ時間:6分
難易度:3 戦略:5 運:0 やり取り:0 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
ギュゲースのデザイナーは、クラウデ・レロイ氏です。以前紹介した『クアルト』や『ピロス』と同じくGigamicから販売されているゲームですね。また、他にも『マナ』や『フルムーン』などアブストラクトゲームを多くデザインしているデザイナーでもあります。
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
どちらかのプレイヤーが、相手プレイヤーの陣地であるマスに駒を配置するとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
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メインボードを用意し、各プレイヤーは1段・2段・3段の駒を2つずつ、自分の陣地の手前に横1列に好きなように配置します。最初はプリセット設定を使用してもいいかもしれません。配置が完了したら上の「編成終了」を選択します。
・ゲームの流れ
プレイヤーは自分の手番で、駒を1つ動かすアクションを行います。
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駒は、選択した駒の段数がそのまま移動数になります。1段だと1マス、2段だと2マス、3段だと3マス動かせます。なお、移動は縦横のみで斜め移動はできません。移動できる場所は白く光ります。
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また、移動できる駒は、自分の手元側にある駒だけです。このルールによって、ゲーム中盤からは駒の所有権は常に変わっていきます。
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移動させた駒は他の駒を超えて移動することはできません。しかし、移動させた駒が他の駒の上にちょうど止まる場合、止まった駒の段数分、さらに移動させることが可能です。この移動は連鎖が可能です。なお、この移動で1手番で同じルートを通ることはできません。
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また、移動させた駒が他の駒の上に止まる場合、移動させた駒はその場所に置き、置かれていた駒は相手の陣地の横1列以外の好きな場所に移動させることができます。他の駒に止まった後に、上の「入れ替え」を選択すると、好きな場所に置けるようになります。このルールは、ルール設定「初心者ルール」でなしにすることができます。
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以上のアクションを繰り返し、どちらかのプレイヤーが相手プレイヤーの陣地に駒を移動させるとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。
このゲームを遊んでみて
ルールは単純だけど、勝つのは難しいです。と言いつつも、よーく見たら一気にゲームが終わることもあります。ゲーム中盤になるとすべての駒が真ん中に寄ってくるので、相手に到達されないようにしつつ、いかに相手の陣地に乗り込むかよーく考える必要があります。
頭を使い、駒の所有権が変わるアブストラクトゲーム『ギュゲース』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。