どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べるイラストカードを使ったしりとりゲーム『イラストリー』のルールを解説していきます。普通のしりとりではなく、イラストカードを使ったしりとりになるので、あなたの語彙力や発想力が求められるかもしれません。
ゲームの概要
・イラストリーはどんなゲーム?
イラストリーは、イラストカードを使ったしりとりゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:1~8人 プレイ時間:25分
難易度:1 戦略:1 運:3 やり取り:2 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
イラストリーのデザイナーは、廣松悠介氏です。モクバ堂というメーカーから2019年のゲームマーケットに初参加された際に販売されたゲームとなっています。
ゲームの概要
・ゲームの勝利/終了条件
誰かが手札をなくしたラウンドでゲームが終了し、手札をなくしたプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
各プレイヤーには、60枚あるイラストカードから手札として5枚ずつ(7・8人の場合は4枚ずつ)配られます。残りのカードは山札とします。
その後、山札から1枚めくり、場に出します。一番手番が遅いプレイヤーはそのイラストを見て最初のワードを決めます。その際には、ルールで禁止になっているワード以外でイラストから連想されるワードにします。お題を決めるゲームがスタートします。
操作は、「最初のワード」の欄に言葉(ひらがなかカタカナ)を打ち込み、「決定」を選択します。
・ゲームの流れ
各プレイヤーは、自分の手番で以下の2つのアクションのうち1つを行います。
1.手札を1枚場に出す
2.手札を捨て、捨てた分を引く
1.手札を1枚場に出す
自分の手札の中から1枚を選択し、場にある前のイラストのワードでとしりとりをします。
この際、ルールで禁止になっているワード以外であれば、なんでもかまいません。ここは遊んでいる人みんなでルールを決めましょう。普通のしりとりのように主に名詞だけを使ったしりとりでもいいですし、文章でしりとりをしてもかまいません。なんだったら勢いとノリでなんとかしましょう(笑)。
操作は、出すカードを選択した後、「しりとりワード入力」に文字を打ち込み(ひらがなかカタカナ)、「決定」を選択します。
上の画像では、前のカードのワードが「ほのお」だったので、出したいカードを選択した後、ワード「おくすり」を打ち込み、決定を選択します。
その後、カードを出したプレイヤー以外の全プレイヤーは、そのイラストとワードが合っているかを議論します。合っていると思ったら上に表示される「OK」を、合っていないと思ったら「ダメ」を選択しましょう。
過半数が「OK」を選んだ場合はしりとり成功となり、そのカードを場に出したままで次のプレイヤーに移ります。過半数が「ダメ」を選んだ場合はしりとり失敗です。場に出したカードは捨て札となり、カードを出したプレイヤーは山札から1枚手札に加えます。その後、次のプレイヤーに移ります。
なお、「OK」と「ダメ」がちょうど同じ数になった場合は「OK」の判定となります。
2.手札を捨て、捨てた分を引く
使えないと思ったカードを何枚でも捨て、新たに山札からカードを同じ枚数引くことができます。その後、次のプレイヤーに移ります。
操作は、捨てるカードを選択した後、「選択中の全てのカードを交換する」を選択します。
以上のアクションを繰り返し、誰か1人のプレイヤーが手札を使い切ったラウンドでゲームが終了し、手札を使い切ったすべてのプレイヤーが勝利となります。
・追加ルール
イラストリーの追加ルールは以下の通りです。
●しりとりする言語
しりとりの言語を選ぶことができます。
- 日本語しりとり
通常の日本語でのしりとりです。 - 日本語・逆しりとり
日本語でしりとりをしますが、前の言葉の最初の文字で終わるしりとりをします。「りんご」が例だと「とり」など「り」で終わるワードを考える必要があります。 - 英語
英語でしりとりをします。アルファベットを使用することになります。 - 英語・逆しりとり
日本語での逆しりとりと同じで、前のワードの最初の文字で終わるしりとりをします。 - ドイツ語・逆しりとり
ドイツ語で逆しりとりをします。
●禁止ルール
しりとりの言葉の禁止ルールを決めます。
- なし
通常のしりとりと同じで「ん」で終わるのは禁止です。 - 同じ文字を繰り返すしりとりを禁止
「トマト」や「スイス」など最初と最後の文字が一緒になるワードが禁止になります。 - 過去のしりとりで冒頭か末尾になった文字でのしりとりを禁止
過去で使われた最初と最後の文字が使えなくなっていきます。上級者向けのルールですね。
●投票設定
投票に関するルールが決められます。
- 時間切れなし
投票の際の時間制限はありません。 - 25秒経過で強制的にOK
25秒が経過するまで投票をしないと強制的にOKとなります。ゲームの進行が早くなります。
●ルール説明の表示
ルール説明の表示に関するルールですが、特に変わりはないと思います。一応「表示する」か「表示しない」を選ぶことができます。
このゲームを遊んでみて
友達を大人数で遊ぶならおすすめです!特に通話をしながらなど、話すことができる状態であれば、無理なワードを出しても勢いでなんとかなるかもしれません。時には勝負にこだわらず、大喜利みたいなワードを出すのもまた一興です。上の画像のように、文章のようにしてもかまいません!
普通に遊ぶのであれば、ワードが思いつくまでに時間がかかるかもしれないので、「考える時間は2分までにして、それでも思いつかなければ手札交換」という独自のルールを決めてもいいかもしれません。
みんなで楽しめる語彙力や発想力、時には笑いも生まれるしりとりゲーム『イラストリー』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。