【ボードゲームアリーナ ルール解説 シフティング・ストーンズ(Shifting Stones)】入れ替える?裏返す?頭を使うパズルゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームアリーナで遊べる石板のパズルゲーム『シフティング・ストーンズ』のルールを解説していきます。ルール自体は簡単なゲームですが、相手とのやり取りや、どうすれば高得点を獲得できるのか戦略を考える必要のある面白いゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・シフティング・ストーンズはどんなゲーム?

シフティング・ストーンズは裏表に模様のある9枚の石板タイルを使ったパズルゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:1~5人
プレイ時間:10分
難易度:1/5
戦略:2/5
運:3/5
やり取り:0/5

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

シフティング・ストーンズのデザイナーは、J.エヴァン・レイト氏です。またアートワークはクワンヤイモリヤ氏で『クリプティッド』のアートワークデザイナーでもあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

プレイ人数に応じた枚数の点数カードを、誰か1人のプレイヤーが獲得したラウンドでゲームが終了し、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。

中央の場に、裏表のある9枚の「石板タイル」をランダムに配置ます。石板タイルの内容は以下の通りです。

・黒⇔黄:1枚
・赤⇔橙:2枚
・水⇔紫:3枚
・白⇔緑:3枚

その後、72枚ある「点数カード」をシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配り、残りを山札とします。

・ゲームの流れ

各プレイヤーは自分の手番に、以下の4つのアクションを行うことができます。
なお、①~③は手番中、可能な限り何回でも行うことができますが、④は手番開始時にしか行えません。

①石板タイルを裏返す
②石板タイルを入れ替える
③点数カードを獲得する
④手番をスキップする

①石板タイルを裏返す

手札を1枚捨て、中央の場の石板タイルを1枚、裏返します。

②石板タイルを入れ替える

手札を1枚捨て、中央の場の石板タイルを1枚、隣接する石板タイルと入れ替えます。なお、入れ替えられるのは縦横のみで、斜めは入れ替えられません。

③点数カードを獲得する

手札にある点数カードと、同じように石板タイルが配置できている場合、このアクションを行うことができます。配置できた点数を獲得し、そのカードの数字分の勝利点を獲得します。

④手番をスキップする

このアクションは手番開始時のみ行うことができます。何もせずに手番を終えます。その後、山札から点数カードを2枚手札に加えます(次の手番は手札が6枚の状態で始まる)。
なお、このアクションは連続で行うことはできません。

・手番終了時の処理

手番は任意のタイミングで終了することができます。また、手札がなくなったら強制的に手番は終了します。
その後、手札が4枚になるように山札から点数カードを引きます。④のアクションを行った場合は6枚のままです。

誰か1人のプレイヤーが以下の枚数の点数カードを獲得したラウンドでゲームは終了します。

プレイ人数終了枚数
2人10枚
3人9枚
4人8枚
5人7枚

ゲームが終了すると、得点計算となります。ゲーム終了時、最も多くの「1点」に点数カードを獲得したプレイヤーにはボーナスとして+3点の勝利点が獲得できます。最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利となります。

このゲームを遊んでみて

簡単!でも頭を使う面白いパズルゲームです。相手がどのように石板タイルを動かしたいのかはわからない状態なので、次の自分の手番に点数カードを獲得するために、前もって石板タイルを動かしておくと、それが相手にとって点数カードを獲得できる配置だったりします。点数カードも1~5点と幅は広く、堅実に1点のカードを集めていくか、一発逆転で高得点のカードを集めるか戦略も変わってきますね(基本的には獲得できる時に獲得していくのが無難ですが…)。時には手番をスキップして、手札の多い手番を作るのも大事だったりします!

お手軽に遊べるパズルゲーム『シフティング・ストーンズ』、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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