【ボードゲームアリーナ ルール解説 マーシャンダイス(Martian Dice)】アブダクション!宇宙人の誘拐ダイスゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、宇宙人になってチキュウ上の生物を誘拐するボードゲームアリーナで遊べるダイスゲーム『マーシャンダイス』を紹介します。ダイスのみを使う簡単なゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・マーシャンダイスはどんなゲーム?

マーシャンダイスは、プレイヤーが火星人となってチキュウ上にある生物を誘拐するゲームです。あくまでも「チキュウ」なので地球とは関係ないみたいですね(笑)。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:2~10人   プレイ時間:7分
難易度:0   戦略:1   運:5   やり取り:0   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

マーシャンダイスのデザイナーは、スコット・アルメス氏です。BGAには投稿時現在ベータ版ではありますが『ハーバー』のデザイナーでもあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

プレイヤー誰か1人が25点以上となったラウンドでゲームが終了し、最も得点の多いプレイヤーの勝利となります。同点のプレイヤーがいた場合はサドンデスとなります。

・ゲームの準備

専用のダイスを13個用意します。ダイスの面は、ニワトリ・ウシ・ニンゲン・戦車・殺人光線(2面)となっています。

・ゲームの流れ

各プレイヤーは、以下のアクションを繰り返し行います。

1.ダイスを振る
2.ダイスをキープする

1.ダイスを振る

このアクションはBGAでは自動で行われます。今あるダイスをすべて振ります。

2.ダイスをキープする

ダイスを振った後、「戦車」が出たダイスは自動的に画面中央へキープされます。その後、任意の種類のダイスを出た分すべてキープします。操作は欲しい種類のダイスをクリックします。

まず、「ニワトリ・ウシ・ニンゲン」のダイスをキープすると、画面左側にキープされます。これらのダイスがキープできるのは、自分のターンに1種類1回だけです。一度キープするとその後の自分のターンではキープできなくなるので注意が必要です。これらのダイスは自分の得点となるダイスです。宇宙人が誘拐した生物ということになります。

次に、「殺人光線」のダイスをキープすると自動的に画面中央へキープされます。このダイスは自分のターンに何回でもキープすることができます。このダイスは得点にはなりませんが、最終的にこのダイスがキープされている数が戦車ダイスよりも少なかった場合、バーストとなり、どれだけ得点となるダイスをキープしていても0点となります。戦車がチキュウ側の戦力、殺人光線がそれに対する宇宙人側の戦力ということになります。

その後、キープしたダイス以外のダイスを振り直すかどうかを選択します。

続いて、ダイスを振り直し、キープするダイスを増やしたい場合は「残ったダイスを振る」を選択します。続けてダイスを振る分、得点は得られますが、その分「戦車ダイス」が増えるリスクもあります。

この2つのアクションを繰り返し行い、もうダイスを振りたくない、もしくは振ることができなくなった場合は「ターン終了」を選択すると、自分のターンが終了、得点を獲得し、相手のターンに移ります。

このアクションをお互いに繰り返し、誰か1人のプレイヤーが25点を超えた場合、そのラウンドでゲームが終了し、得点の多いプレイヤーの勝利となります。

・得点計算

得点は「ニワトリ・ウシ・ニンゲン」となり、獲得したダイス1個につき1点となります。またこの3種類のダイスをすべてキープした場合は、ボーナスとして追加で3点得られます。

・サドンデス

同点のプレイヤーがいた場合、サドンデスが自動的に行われます。6個のダイスをお互いに振り、「殺人光線」のダイスの数が多いプレイヤーの勝利となります。

このゲームを遊んでみて

テーマが面白いゲームだなあと思いました。殺人光線のダイスを多めにキープしておいて、その後の安全を確保するか、どんどん得点となるダイスをキープしていくか悩みどころです。そもそも運が悪くて、半数が戦車ダイスだったということもありました。

下手なことをしなければ(もしくはよっぽど運がなければ)接戦となるゲームなので、勝てるかどうかわからないドキドキ感が楽しめるゲームでした。ルールも簡単、すぐ終わるゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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