【ボードゲームアリーナ ルール解説 インサート(insert)】挟むのではなく挟まれろ!?一風変わった五目並べ

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームアリーナで遊べる一風変わった五目並べゲーム『インサート』のルールを解説していきます。オセロのルールを少し混ぜたようなちょっと変わった2人専用のアブストラクトゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・インサートはどんなゲーム?

インサートは、オセロのルールを少し混ぜたような変則的な五目並べゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:2人   プレイ時間:4分
難易度:2   戦略:4   運:0   やり取り:0   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

インサートのデザイナーは、ブルーノ・カタラ氏です。以前紹介したBGAでも遊べる『キングドミノ』のデザイナーでもありますね。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

どちらかのプレイヤーの駒を5個、縦横斜めいずれかにそろえるとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。また、お互いに駒を置ききった場合は、最も多くの駒を直線状に置いたプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。

メインボードを用意し、各プレイヤーには赤か白の駒を15個配られます。
なお、メインボードは毎回3×3のボードを4枚ランダムに配置して6×6のボードを作ります。

・ゲームの流れ

各プレイヤーは、自分の駒を1個メインボードに置くというアクションを行います。

1.駒の置き方

スタートプレイヤーはボードの好きな場所に置けます。

次のプレイヤーからは、前のプレイヤーが置いたマスにある模様の直線状にある空いているマスに置く必要があります。

なお、上記のルールで空いているマスがない場合は、好きなマスに置けるようになります。

2.「挿入」について

ゲームタイトルの「インサート」とは、日本語で「挿入」という意味です。

このゲームの特殊なルールとして、相手の駒の間に自分の駒を挿入すると、挿入された相手の駒は自分の駒になる、というルールがあります。つまり、相手の駒に挟まれるように自分の駒を置くと相手の駒を自分の駒にできる、ということになります。

上の画像では、白のプレイヤーが赤の駒が置かれている間に駒を置きました。そのため、挿入された赤の駒が白の駒に変わります。

上の画像のように、複数の駒の間に挿入した場合は、すべて自分の駒にできます。

上の画像のように、新たに自分の駒を置くことで相手の駒に挟まれるようになると、まとめて自分の駒に変えることもできます。

以上のアクションを繰り返し、縦横斜めの直線状に5個駒を並べられたプレイヤーの勝利となります。なお、お互いにすべての駒を置いても勝敗が決まらなかった場合は、直線状により多くの駒を並べたプレイヤーの勝利となります。

このゲームを遊んでみて

オセロのルールが頭から離れません(笑)。挿入すれば相手の駒を取れるとわかっているのに、ついついオセロのルールが頭をよぎって相手の駒を挟むように配置しようとしてしまいます。また、相手の駒を取ろうと熱心になると、5個そろえることを忘れてしまいます。私はなかなか慣れませんでした。ゲーム自体はさくっと終わる簡単なゲームなので、何回も遊びたくなるゲームですね。

一風変わった五目並べゲーム『インサート』、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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