【ボードゲームアリーナ ルール解説 キューバード(Cu Birds)】キューブ状の鳥を集めよう!かわいい鳥のコレクションゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、かわいい見た目とは裏腹に中々奥が深いボードゲームアリーナで遊べるカードゲーム『キューバード』を紹介していきます。キューブ状の鳥は見た目もかわいいので、たくさんの鳥をコレクションしていきましょう!

ゲームの概要

・キューバードはどんなゲーム?

キューバードは、とある田舎のフェンスに様々な鳥が止まっていて、それらの鳥が飛び立つ時にごちゃ混ぜにならないよう、群れを作ってあげるゲームになります。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:2~5人   プレイ時間:8分
難易度:1   戦略:3   運:3   やり取り:1   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

キューバードのデザイナーはシュテファン・アレクサンダー氏です。この方の故郷の風景がこの作品に描かれたのでしょうかね?

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

異なる鳥のコレクションを1つずつ7種類作るか、2種類の鳥のコレクションを3つ作るとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

まず、このゲームには8種類の鳥カード(フラミンゴ・フクロウ・オオハシ・カモ・オウム・カササギ・ヨシキリ・コマドリ)計110枚があります。内訳は上の画像の通りです。

これらの鳥カードをシャッフルし、各プレイヤーに8枚の手札、1枚の初期コレクションとして配ります。そして、場に4段3列になるように並べ、残りを山札とします。

・ゲームの流れ

各プレイヤーは、手札から鳥カードを出すアクションを行います。
アクションはこれだけですが、いくつか注意点があります。

1.カードの出し方
2.出した後の処理
3.コレクションの作り方
4.手札がなくなったら

1.カードの出し方

鳥カードの出し方ですが、「1種類の鳥カードすべて」「場のカードの端に出す」という出し方をします。

まず「1種類の鳥カードすべて」を出すということですが、例えば手札にコマドリが1枚あった場合、1枚出すだけですが、5枚あった場合は5枚すべてを出す必要があります。このゲームは同じ種類の鳥カードを集めるゲームなので、この点は注意しましょう。

また、出した鳥カードは、場のいずれかの段の両端どちらかにまとめて出すことになります。

2.出した後の処理

カードを出した後は、出した段のカードの状況に応じて処理が変わります。

①出した鳥カードと同じ種類の鳥カードで挟まれたカードがある場合
その段に出したカードと同じ種類のカードで挟まれたカードがあった場合、その挟まれたカードをすべて手札に加えることができます。なお、この際にその段に1種類の鳥カードしか残らなかった場合は2種類になるよう山札から並べられます。上の画像だと、オウムで挟んだ鳥カード(カササギ2枚とフラミンゴ1枚)を手札に加え、その段にはオウムしかいなくなったので、山札から1枚加えましたがそれもオウムだったので、もう1枚引きフクロウが並べられました。

②挟まれたカードがない場合
挟まれたカードがない場合は、山札から鳥カードを2枚引くか、そのまま何もしないか選ぶことができます。基本的には2枚引きますが、後述するラウンドを終わらせるために何もしないという手もあります。上の画像では、手札からヨシキリ2枚を出しましたが、挟める鳥カードがないので、カードを2枚引くか何もしないか選択できます。

3.コレクションの作り方

カードを出した後、手札にコレクションが作れる鳥カードがそろっている場合、コレクションを作るかどうか選択できます。鳥カードはそれぞれ「小さい群れ」「大きい群れ」を作れるカードの枚数が決まっていて、その群れのカード枚数を手札に集めることで、コレクションを作ることができます。それぞれの群れの必要枚数は準備で紹介した画像をご覧ください。
「小さい群れ」の場合は、手札から1枚をコレクションとし、残りのカードを捨て札にします。
「大きい群れ」の場合は、手札から2枚をコレクションとし、残りのカードを捨て札にします。

以上のように「小さい群れ」を作れる状況でも、次のターンで「大きい群れ」を作るためにそのターンではコレクションを作らないという選択を取ることもできます。

このコレクションを、7種類1つずつ作るか、2種類を3つ作ることができると勝利となるので、どちらを目標にして勝ちにいくか考えながらコレクションを作っていきましょう。

4.手札がなくなったら

いずれかのプレイヤーの手札がなくなった場合、各プレイヤーの手札は捨て札となり、山札から8枚ずつ各プレイヤーに配ります。せっかく集めた手札がすべてなくなる可能性があるので、手札の少ないプレイヤーがいた場合は注意するようにしましょう。逆に手札が多いプレイヤーがいる時には邪魔をすることができます。
上の画像では、ヨシキリ1枚を下段左側に出して、カードを引かなかった場合、新しいラウンド、つまり上記の処理を行います。

なお、山札が尽きた場合は捨て札をシャッフルし山札とします。

このゲームを遊んでみて

はじめは「かわいい鳥のカードゲームだなあ」と思って遊んでいましたが、だんだんと邪魔をし合い、戦略を考える奥深いゲームと変わっていきました。勝利条件が2種類ありどっちを目標にして進めていくか悩みどころです。もう少しで大きい群れが作れるのに、なかなか最後の1枚が集まらないみたいな状況がかなりありました。
よーくカードを見てみると鳥がちょっと変わっているのもデザインが凝っています。

絵柄もかわいく、意外と奥が深いゲームですので、ぜひ遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

タイトルとURLをコピーしました