どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べる未知のモンスターを作るゲーム『モンスター・ファクトリー』のルールを解説していきます。創造するモンスターがより大きく、より奇妙になっていくのが楽しいゲームですので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・モンスター・ファクトリーはどんなゲーム?
モンスター・ファクトリーは、より大きなモンスターを数多く作ることを目的としたゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:2~6人 プレイ時間:10分
難易度:1 戦略:2 運:4 やり取り:2 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
モンスター・ファクトリーのデザイナーは、ニナ・パレイ氏とドナルド・ヴァッカリーノ氏です。ドナルド・ヴァッカリーノ氏は他にも有名なデッキ構築ゲーム『ドミニオン』や、BGAで遊べる『キングダムビルダー』のデザイナーでもあります。
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
すべてのプレイヤーが、最初のモンスターを完成させるか、山札が尽きたらゲームが終了し、最も多くの勝利点をもっているプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
モンスタータイルを計88枚をシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。その中から1枚を選び自分の場に出します。この1枚のタイルから自分のモンスターを作っていくことになります。残りの3枚は山札に戻します。
このゲームは、タイルをどんどんつなげていくゲームなので、後述しますが、3つか4つ繋げることのできるタイルを選ぶとよいでしょう。
・ゲームの流れ
各プレイヤーは、タイルを1枚配置するアクションを行います。
山札から1枚タイルを引き、自分あるいは他のプレイヤーのタイルにつなげます。自分のタイルに繋げられないタイルだったり、相手の妨害ができるタイルであったら、相手の場にタイルを置くことができます。自分の場のタイルの数が得点となるので、基本的には自分の場に置くようにしましょう。配置できる箇所に青い範囲枠が出てきます。また、タイルは回転することもできます。配置が決まったら「タイルを置く」をクリックします。
タイルには、3つの特徴があります。その特徴は、「触手」・「体」・「目」となります。
このうち、触手と体はタイルを繋げるための特徴となります。タイルは最低でも、1辺の触手と触手が、または体と体が繋がらなければなりません。触手は緑色で線状です。体は紫色で少なくともタイルの1辺全体に広がっています。
目のタイルはタイルをつなげる特徴とは関係なく、得点計算に関わってきます。
なお、自分も他のプレイヤーにもタイルが置けなかった場合は、そのタイルを捨て、代わりのタイルを引きます。
モンスターにそれ以上タイルを繋げることができなくなると、そのモンスターは完成したことになります。最初のモンスターが完成すると、そのモンスターのタイルはすべて回収され、「ミニオン」と呼ばれる新しいモンスターを作ることになります。ミニオンの作り方は最初のモンスターと同じように作ります。
なお、ミニオンを作り始めたプレイヤーは、他のプレイヤーの最初のモンスターにタイルを置くことはできなくなります。
そして、全プレイヤーが最初のモンスターを完成させるか、山札がなくなるとゲームが終了し、得点計算となります。
・得点計算
得点は、完成した最初のモンスターのタイルの数1枚につき1点と、完成したミニオンの目があるタイル1枚につき1点の合計点数となります。完成していないと0点なので注意しましょう。この合計点数が最も高いプレイヤーの勝利となります。上の画像では最初のモンスターが11点、ミニオンが3点なので計14点となります。
このゲームを遊んでみて
なかなか完成しない・・・!高得点を目指そうとして最初のモンスターにたくさんタイルを繋げていくのですが、だんだん「あれ、完成するのか・・・?」みたいな状況になってきます。高得点を目指すのも大事ですが、完成しないと得点にならないので、引き際を見極めるのが重要になってきますね。あと、モンスターの見た目もきもかわいいので、いろんなモンスターを作ってみてください。
未知の大きなモンスターを作るゲーム『モンスター・ファクトリー』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。