【ボードゲームアリーナ ルール解説 バンディド(Bandido)】トンネルをふさげ!協力して脱獄犯を捕まえよう!

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームアリーナで遊べる、協力して脱獄犯の逃げ道を塞いでいくゲーム『バンディド』のルールを解説していきます。プレイヤー全員で話し合いながら遊べる初心者向けの協力ゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・バンディドはどんなゲーム?

バンディドは、脱獄しようとする囚人のトンネルを塞いでいく協力ゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:1~4人
プレイ時間:7分
難易度:1/5
戦略:3/5
運:3/5
やり取り:4/5

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

バンディドのデザイナーは、マーティン・ネーデルガード・アンデルセン氏です。この『バンディド』の他にも女盗賊版の『バンディダ』というゲームのデザイナーでもあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

すべてのトンネルを塞ぐことができればプレイヤーの勝利です。また、カードをすべて使い切るか、トンネルを塞ぐことができない状況になるとプレイヤーの敗北となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。

まず、場の中央にスタートタイルを1枚配置します。この際、ゲーム開始時に決めた数分(5本か6本)のトンネルがあります。

その後、69枚あるトンネルタイルをシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配り、残りを山札とします。

トンネルタイルはすべて1×2マスのタイルになっています。また、トンネルタイルは24種類の基本タイルが2枚ずつ7種類の行き止まりタイルが3枚ずつあります。

・ゲームの流れ

このゲームでは、自分の手札のタイルを1枚場に出し、山札から1枚補充するアクションを各プレイヤーが繰り返し行っていきます。

タイルの配置にはルールがあります。

①すでに置いてあるタイルに少なくとも1辺が隣接して配置する
②すでに置いてあるタイルのトンネルとつながるように配置する
③すでに置いてあるタイルに重ねるように配置はできない
④1×1の空間などにトンネルをつなげるように配置はできない

以上の配置ルールに従ってトンネルタイルを配置していきます。
出したくない手札しかない場合でも、必ずタイルは配置しなくてはなりません。

タイルを配置する前に、他のプレイヤーと相談することもできます。この際、「こういうタイルを持っている」と直接話すことはできませんが、「その道なら塞ぐことができる」、「そっちの道に伸ばしてくれるといい」など話し合うことは可能です。

なお、どの手札も配置できない場合は、手札をすべて山札の一番下に置き、その後山札の上から3枚引き、手番を終えます。

以上のアクションを繰り返し、すべてのトンネルを行き止まりタイルによって塞ぐことができれば、プレイヤーの勝利となります。カードをすべて使い切るか、トンネルを塞ぐことができない状況になるとプレイヤーの敗北となります。

・追加ルール

バンディドの追加ルールは以下の通りです。

①ゲームのバージョン

「基本」だと通常通りで遊ぶことができ、「新型コロナウイルス退治バージョン」に設定することもできます。

この設定にすると、囚人ではなく、新型コロナウイルスの感染経路を防ぐことを目的とします。
ルール自体は変わりませんが、トンネルタイルが32枚と半部以下になり、より高難易度のゲームで遊ぶことができます。トンネルタイルの振り分けは、22種類の基本タイルが1枚ずつ、4種類の行き止まりタイルが2枚ずつ、2種類の基本タイルが1枚ずつとなっています。

②最初のカードの出口

スタートタイルのトンネルを数を5本か6本に設定することができます。慣れてきたら6本にして難易度を上げて遊んでみましょう。

このゲームを遊んでみて

協力ゲームを遊んでみたい!という初心者向けの協力ゲームです。ゲームはタイルを置くだけ、どのタイルを置くのか相談もできる、というあまり制限もない協力ゲームなので、とっつきやすいと思います。慣れてきたらスタートタイルを5本から6本に変えて難易度を変えてみたり、コロナウイルス退治バージョンにしてさらに難易度も変えられるのもいいですね。また、このゲームはソロプレイで遊ぶこともできます。ソロプレイの場合も自分1人の手札で脱獄犯を逃がさないようトンネルを塞ぐことを目的とします。

とても簡単な協力ゲーム『バンディド』、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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