【ボードゲームアリーナ ルール解説 タギロン(Break the Code)】たぎる論理!相手の数字をいち早く当てろ!

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームで遊べる、相手に質問をして隠された数字と色を当てる推理ゲーム『タギロン』のルールを解説していきます。お手軽なゲームですが、考えることはかなり多いです!頭を使ったゲームがしたいという人は、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・タギロンはどんなゲーム?

タギロンは、相手に配られた5枚のタイルにある数字と色を当てる、論理パズルを対戦形式にした推理ゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:6分
難易度:2/5
戦略:4/5
運:0/5
やり取り:4/5

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

タギロンのデザイナーは、倉橋良平氏です。日本人デザイナーですね!『タギロン』の他にも続編の『たぎる表裏』や、立体パズルを使った『YOMEN』のデザイナーでもあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

2人プレイの場合、対戦相手の隠された5枚のタイル書かれた数字と色をすべて当てることができればゲームが終了し、当てたプレイヤーの勝利となります。
3・4人プレイの場合は、場に伏せられた5枚のタイルを当てたプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。

黒色と白色の2色で書かれた0~9のタイル(5だけは緑色)21枚の質問カードを用意します。

各プレイヤーにタイルを5枚ずつ配り、左からの小さい順に並べます(同じ数字がある場合は黒色が左側)。これらのタイルは非公開の情報となります。
質問カードはシャッフルし、6枚を場に並べ、残りを山札とします。

・ゲームの流れ

このゲームは、「質問カードを使って相手に質問する」か、「相手のタイルを推理する」の2つのアクションのうち1つを行うことができます。

1.質問する

場に並べられた6枚の質問カードの中から1枚を選び、対戦相手にその質問をします。使用した質問カードは捨て札となります。質問した後は、山札から質問カードが補充されます。
基本的には、この質問を繰り返し、タイルの数字と色を推理していくことがゲームの主な流れです。

質問カードは以下の通りです。

①枚数に関する質問

該当するタイルが何枚あるかわかります。
なお、数字の0は偶数扱いとなります。
「同じ数字のタイルは何枚?」の質問では、相手の数字タイルが(0・3・3・6・8)だった場合、「2枚」という回答になります。

②合計に関する質問

該当するタイルの合計がいくらかわかります。

③位置に関する質問

該当するタイルがどの位置にあるかわかります。
位置は左から順に(a・b・c・d・e)で表されます。
「同じ色が隣接しているタイル」の質問がでは、(黒・白・白・白・黒)の場合は「b・c・dが同じ色」という回答になります。

④その他の質問

その他の質問です。
「最大値から最小値を引いた数」では、(1・3・5・6・9)の場合、(9-1)なので、「8」となります。

2.推理する

質問をしていき、タイルがすべてわかったと思ったら、このアクションを行います。

タイルの数字と色すべて当てることができれば、ゲームが終了し、当てたプレイヤーの勝利となります。なお、1つでも数字や色が違えば、そのプレイヤーの手番は終了します。
3・4人プレイ時は、このアクションはゲーム中1回しか行うことができず、当てることができなければ負けになってしまうので注意しましょう。

●メモの方法

メモの仕方についてです。

まず、上の数字には赤丸と緑丸、あるいは何もつけないというメモをすることができます。なお、初期の状態では、自分の数字タイルは赤丸の状態で始まります。
また下の表には、数字を仮置きすることもできます。
なお、質問カードの回答はそのプレイヤーの右に表示されていきます。

メモのやり方は人それぞれですが、基本的には相手の数字を直接当てていくのではなく、該当しない数字を赤丸で囲い、選択肢を狭めていくやり方が一番やりやすいと思います。
上のメモだと、「同じ色が隣接しているタイル」が左4枚で、黒の合計が12、白の合計が8なので、左4枚が黒、残り1枚は白で8だと推測できます。なので、白の8は緑丸で確定、それ以外の白の数字タイルは除外されるので、すべて赤丸にしています。

このゲームを遊んでみて

どの質問カードを取るかが重要になってきます!個人的には、広い質問から狭い質問をしていくといいと思います。例えば「左3枚の合計」を聞いた後に、最後確認のために「0はどこ」の質問をする、という感じです。当たり前ですが、最初に「奇数の枚数」を聞けば「偶数の枚数」を聞く必要はなくなりますし、どの質問カードをとれば効率よく相手のタイルを当てることができるのか考える必要があります。時には、相手が自分に質問させたくない質問カードを取ることも重要だったりしますね。

たぎる論理の推理ゲーム『タギロン』、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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