どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べるいらないカードの競りゲーム『ゲシェンク』のルールを解説していきます。欲しいカードではなく、いらないカードを競り合い、押し付け合う珍しい競りゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・ゲシェンクはどんなゲーム?
ゲシェンクは、いらない減点カードを押し付け合う競りゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:3~7人 プレイ時間:7分
難易度:1 戦略:2 運:4 やり取り:1 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
ゲシェンクのデザイナーは、トーステン・ギムラー氏です。ゲシェンクとはドイツ語で「贈り物」という意味ですが、減点カードはいらないですよね(笑)。
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
山札が最後までめくられるとゲームが終了し、1番減点の少ないプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
この準備はBGAでは自動で行われます。
3~35の数字が描かれた33枚のカードの内、ランダムに9枚抜き、シャッフルします。
各プレイヤーには、11枚のチップが配られます。
・ゲームの流れ
まず始めに、山札から1枚カードをめくります。
そしてスタートプレイヤーから、チップを1枚払うか、カードを引き取るか選択します。
1.チップを1枚払う
チップを1枚支払い、次のプレイヤーに手番が移ります。
チップがない場合は、そのカードを引き取るしかできなくなります。
2.カードを引き取る
カードに加え、今まで支払われたチップをすべて引き取ります。引き取ったチップは再利用可能です。
カードを引き取った後は、また山札から1枚カードがめくられ、カードを引き取ったプレイヤーから手番が始まります。
●引き取ったカードについて
引き取ったカードは得点ではなく、減点となるカードです。最終的に、引き取ったカードの数字分がマイナスされます。
なお、連番となったカードは一番小さい数字のみが減点となります。連番となり、減点が少なくなるカードは引き取ることをオススメします。
上の画像では、22・23は連番なので減点は(22+25)で47点の減点となります。あと24のカードを引き取れば、すべて連番となるので減点は22点で済むことになります。
しかし、ゲームの準備でもあったように、このゲームでは9枚のカードがランダムで抜かれています。連番を狙ったけど、中間のカードがなかったという場合もあるので、注意しましょう。
誰も引き取らなさそうで、自分が連番となるカードがある場合は、あえてチップを置き、他のプレイヤーのチップを奪うという手もあります。
以上のアクションを繰り返し、山札のカードがすべてめくられ、引き取られるとゲームが終了し、得点計算となります。
・得点計算
引き取ったカードの分だけ減点となりますが、最終的に持っていたチップの数分加点されます。
この計算を行い、最も減点が少なかったプレイヤーの勝利となります。
・追加ルール
ゲシェンクの追加ルールは以下の通りです。
●チップの表示
「隠す」にすると、他のプレイヤーの所持しているチップの数が見えなくなります。
●戦略的ヴァリアント
「オン」にすると、最初のチップ数が10枚から始まり、10・20・30のカードが最初に抜かれる9枚のカードの中に含まれます。
このゲームを遊んでみて
欲しいカードが中々来ない…!そもそも欲しくないカードを押し付け合うゲームなんですけどね(笑)。あと1枚で連番になる!という時に限って、その1枚が抜け落ちているなんてこともあります。意外と最後のチップの加算点も馬鹿にはできないので、余裕があったらチップを集めることも積極的に行いましょう。
いらないカードを押し付け合う競りゲーム『ゲシェンク』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。