どうも。
今回は、ボードゲームアリーナで遊べる簡単な心理戦ゲーム『スカル』を紹介します。ルール自体は簡単ですが、複雑な心理戦を楽しむことができるので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・スカルはどんなゲーム?
スカルは、ブラフゲームの名作『薔薇と髑髏』がリメイクされた、花とドクロのディスクを用いたブラフゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:3~6人 プレイ時間:10分
難易度:0 戦略:3 運:2 やり取り:3 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
スカルのデザイナーは、エルヴェ・マルリー氏です。スカルの他にもボードゲームアリーナで遊ぶことのできる『ミラーズホロウの人狼』のデザイナーでもあります。心理戦・ブラフゲームの有名なデザイナーですね。
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
誰か1人のプレイヤーが2点を獲得するか、他のプレイヤーが脱落し残り1人になるとゲームが終了し、そのプレイヤーが勝利となります。
・ゲームの準備
この準備はBGAでは自動で行われます。各プレイヤーに、花のディスク3枚とドクロのディスク1枚、そしてディスクを置くコースターを1枚配ります。コースターは場に出し、ディスクは手札として相手に見られないように持ちます。
・ゲームの流れ
各プレイヤーは以下の3つのアクションを行います。
1.ディスクを1枚裏にして置く
2.「もう1枚ディスクを置く」か「チャレンジ」する
3.チャレンジ権を得たプレイヤーがディスクをめくる
1.ディスクを1枚裏にして置く
各プレイヤーは「花のディスク」か「ドクロのディスク」を1枚、裏にして自分のコースターの上に置きます。操作は、置きたいディスクを選択するか、上にある「花をプレイする」か「ドクロをプレイする」をクリックします。
2.「もう1枚ディスクを置く」か「チャレンジ」する
スタートプレイヤーは、自分のコースターにさらにディスクをもう1枚置くか、チャレンジするか選べます。
●もう1枚ディスクを置いた場合
残りの手札からもう1枚ディスクを置きます。もう1枚ディスクを置くと、次のプレイヤーに手番が移り、そのプレイヤーがまた「もう1枚ディスクを置く」か「チャレンジ」するかの選択をします。
●チャレンジした場合
「チャレンジ」は今場にあるディスクに何枚「花のディスク」があるかを予想することです。最大数を予想するのではなく、「最低でもこのくらいの枚数はある」ことを予想します。操作は、上にある予想する枚数の数字を選択します。
チャレンジすると、次のプレイヤーに手番が移ります。次のプレイヤーは前のプレイヤーがチャレンジした枚数より多い数字でチャレンジするか、パスができます。この処理を順に行い、全員がパスした時点で最も高い数字でチャレンジしたプレイヤーにチャレンジ権が得られます。
3.チャレンジ権を得たプレイヤーがディスクをめくる
チャレンジ権を得たプレイヤーは、まず自分のディスクをオープンします。この時点で自分の場にドクロがあるとチャレンジ失敗になるので注意しましょう。
自分のディスクをオープンした後、残りの枚数を他のプレイヤーの場からめくっていきます。めくる順番は自由ですが、2枚以上置いたプレイヤーからは、1番上のディスクからめくる必要があります。
チャレンジした数字分、花のディスクをめくることができればチャレンジ成功ということで、自分のコースターを裏返し、1点を獲得します。もう一度チャレンジを成功、つまり2点獲得するとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。
もしドクロのディスクを引いてしまった場合は、チャレンジ失敗となります。チャレンジを失敗すると、ランダムに自分のディスクを1枚、ゲームから除外します。ここでドクロのディスクが除外されてしまい、相手にそれが悟られてしまうと、絶対安全だと思われてしまうので注意が必要です。なお、手札が0枚になる、もしくは残りの手札がドクロのディスク1枚ということがわかってしまうとゲームから脱落してしまいます。
なお、自分の場にドクロのディスクがあり、チャレンジをしてしまった場合は、ランダムではなく自分で捨てるディスクを選ぶことができます。
チャレンジが終了すると、次のラウンドに移ります。スタートプレイヤーはチャレンジを行ったプレイヤーとなります。
このゲームを遊んでみて
手軽なブラフ・心理戦ゲームとして楽しむことができます。人狼とは違って会話をする必要がないので、人狼が苦手な人でも心理戦を楽しみたいという方におすすめのゲームです。ドクロのディスクを置くと相手の妨害はできますが、逆に攻めることはできません。ただ、自分でドクロのディスクを置いて、少ない数字でチャレンジして、相手を誘うという作戦もありです。友達と話しながら遊ぶともっと楽しですよ。
簡単に心理戦を楽しむことができるボードゲーム『スカル』。ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。