どうも。
今回はボードゲームアリーナで遊べるバッティングゲーム『ハゲタカのえじき』のルールを解説していきます。有名なタイトルで、とても簡単にバッティングゲームを楽しむことができるゲームとしておすすめなので、ぜひ一度遊んでみてください。
ゲームの概要
・ハゲタカのえじきはどんなゲーム?
ハゲタカのえじきは、プレイヤーがミーアキャットとなり、ハゲタカを避けつつ、ごちそうにありつくためにミーアキャットのカードを集めることを目的とするゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。
プレイ人数:2~5人 プレイ時間:4分
難易度:1 戦略:2 運:4 やり取り:4 (全5段階)
※BGAより参照
・デザイナーの紹介
ハゲタカのえじきのデザイナーは、アレックス・ランドルフ氏です。他にも『ガイスター』や『チャオチャオ』など、有名なタイトルをいくつもデザインしており、この『ハゲタカのえじき』もドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされています。
ゲームのルール
・ゲームの勝利/終了条件
全15ラウンド行い、最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。
・ゲームの準備
1~10の数字が描かれた10枚のミーアキャットカードと、-5~-1の数字が描かれた5枚のハゲタカカード、計15枚をシャッフルし山札とします。また、各プレイヤーには1~15の数字カードが手札として配られます。
・ゲームの流れ
まず、ラウンドの始めに山札から1枚カードがめくられます。
その後、各プレイヤーは手札から1枚カードを裏向きにして出します。全員が出し終えるまでは変更が可能です。
全員がカードを出すと、一斉にオープンします。この時、山札からめくられたカードがプラス(ミーアキャット)かマイナス(ハゲタカ)かによって処理が変わります。
①プラスのカードだった場合
山札からめくられたカードがプラス(ミーアキャット)のカードだった場合、1番大きい数字のカードを出したプレイヤーがプラスのカードを獲得できます。この数字が勝利点となるので、獲得することが重要になります。
上の画像では、1番大きい数字、つまり「15」のカードを出した緑のプレイヤーが「7」のミーアキャットカードを獲得します。
②マイナスのカードだった場合
山札からめくられたカードがマイナス(ハゲタカ)のカードだった場合、1番小さい数字のカードを出したプレイヤーがマイナスのカードを獲得します。このマイナスの数字分、勝利点を引くことになるので、獲得しないよう注意しましょう。
上の画像では、1番小さい数字、つまり「7」のカードを出した青のプレイヤーが「-4」のハゲタカカードを獲得します。
さて、ここからがこのゲームにおいて重要な点です。
それは、同じ数字のカードを複数のプレイヤーが出した場合です。
●複数のプレイヤーが同じ数字のカードを出した場合
もし、複数のプレイヤーが同じ数字のカードを出した場合、それらのカードは無効となります。
1番大きい数字のカードを出していたとしても、同じ数字のカードを出していたプレイヤーが他にもいた場合は、それらのカードは無効となります。この場合、2番目に大きい数字のカードを出していたプレイヤーが獲得します。
上の画像では、紫と赤のプレイヤーが1番大きい「14」のカードを出しましたが、かぶってしまったため無効となり、次に大きい「13」のカードを出した青のプレイヤーがミーアキャットカードを獲得します。
マイナスのカードでも同様です。1番小さい数字を出したプレイヤーが複数いた場合、2番目に小さいカードをだしたプレイヤーが獲得します。
なお、全プレイヤーが他のプレイヤーと同じ数字のカードを出していた場合、山札からめくられたカードは次のラウンドに持ち越しになります。次のラウンドでは新たにめくられたカードと一緒に、2枚のカードを獲得することになります。
以上のラウンドを繰り返し、手札がなくなるまで、つまり15ラウンド行うとゲームが終了します。その時点で、獲得した数字カードの合計が得点となり、1番多く得点を得たプレイヤーの勝利となります。
・追加ルール
ハゲタカのえじきの追加ルールは2つあります。
●タイブレーク時のルール
同じ数字のカードを出したプレイヤーが複数いた場合、「基本のルール」では上記の通り、2番目に大きい数字のカードを出したプレイヤーが獲得しますが、「ミーアキャットカード」では、より高得点のミーアキャットカードを持っているプレイヤーが獲得します。
●捨て札の山
「すべて見える」では、全プレイヤーの今までだした手札が見えます。「最後のカード」では、直近に出したカードしか見えなくなります。記憶力が必要になりますね。
このゲームを遊んでみて
楽しい!超お手軽にバッティングゲームが楽しめます。欲しいカードがある場合、単純に1番大きい「15」のカードを出せばいいというわけではなく、相手の考えを読まなくてはなりません。「相手も15を出してくるだろうから、ここは14を出そう…。いや、相手もそれを考えてくるだろうから13か?いや正直に15を出すか…?」みたいに考えます。まあ、結局はわからないんで自分が信じたカードを出すしかないんですけどね(笑)。
お手軽に楽しめるバッティングゲーム『ハゲタカのえじき』、ぜひ一度遊んでみてください。
それでは、また次の記事で。