【ボードゲームアリーナ ルール解説 すしゴー!(Sushi Go!)】集めるのは寿司だけじゃない?お寿司のドラフトゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームアリーナで遊べるお寿司を題材にしたドラフトカードゲーム『すしゴー!』を紹介していきます。お寿司を題材にしていますが、お寿司以外のカードが多く、みんなでわいわい楽しめるゲームです。イラストも1枚1枚すべてかわいいので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・すしゴー!はどんなゲーム?

すしゴー!は、お寿司等のカードを使ったドラフトゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:2~5人   プレイ時間:6分
難易度:2   戦略:3   運:2   やり取り:2   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

すしゴー!のデザイナーは、フィル・ウォルカーハーディング氏です。すしゴー!の他にも『クマ牧場』のデザイナーでもあります。また、8人まで遊べる『スシゴーパーティー』というゲームもあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

全3ラウンドを終え、合計点数が最も多いプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。108枚あるカードをシャッフルし、各プレイヤーに手札を配ります。手札の枚数は2人プレイ時:10枚、3人プレイ時:9枚、4人プレイ時:8枚、5人プレイ時:7枚となります。残りは山札とします。

・ゲームの流れ

各プレイヤーは手札からカードを1枚場に出し、残りの手札を隣のプレイヤーに渡すというアクションを行います。操作は、場に出したいカードを選択した後「このカードをプレイする」を選択します。他のプレイヤーが全員選択する間は変更が可能です。

このアクションを繰り返し、手札がなくなるとラウンドが終了し、そのラウンドでの得点計算を行います。全3ラウンドあるので、3回得点計算をして、その合計点数が最も多いプレイヤーの勝利となります。なお、ラウンドが終了するごとに、場に集めたカードは捨て札となりますが、後述する「プリン」のカードは最後のラウンドまで保存されます。

・カードの詳細

使用するカードの詳細は以下の通りです。カッコ内はカードの枚数となります。

●握り寿司(いか5枚・サーモン10枚・たまご5枚)

単体で、いか3点・サーモン2点・たまご1点となります。

●わさび(6枚)

単体では0点ですが、わさびを取った後に、握り寿司を取ると自動的にわさびの上に握り寿司カードを置き、置いたカードの点数を3倍にします。つまり、いか9点・サーモン6点・たまご3点となります。なお、わさびの後に握り寿司以外のカードを置いて、その後握り寿司カードを獲得してもわさびの上に重ねられます。

●さしみ(14枚)

3枚集めると10点となります。2枚以下だと0点です。

●天ぷら(14枚)

2枚集めると5点となります。1枚だと0点です。

●巻き寿司(3貫8枚・2貫12枚・1貫6枚)

そのラウンド中に集めた巻き寿司の数が最も多いプレイヤーは6点、2番目に多いプレイヤーは3点となります。カード枚数ではなく、描かれた巻き寿司の数となります。なお0枚は得点にはなりません。1番多く集めたプレイヤーが2人いた場合は、3点ずつとなり、2位のプレイヤーが2人いた場合は、1位のプレイヤーには変わらず6点、2位のプレイヤーには1点ずつとなります。

●餃子(14枚)

1枚で1点、2枚で3点、3枚で6点、4枚で10点、5枚以上で15点となります。

●プリン(10枚)

このカード自体は0点です。なお、このカードのみ最終ラウンドまで保存されます。最終ラウンド終了時に、このカードを最も多く集めたプレイヤーに6点、1番少ないプレイヤーは-6点となります。なお、同率のプレイヤーがいた場合は、山分けとなります。最小値は0枚なので注意が必要です。

●お箸(4

0点のカードですが、次のターン以降、1回だけ手札から2枚場に出すことができます。使ったお箸カードは手札に戻り、隣のプレイヤーに渡ります。なお、BGAでは自動でタイムラインに表示されますが、この効果を使う際に「すしゴー!」と言う必要があります。

●追加ルール しょうゆ(4枚)

このカードは追加ルールで加えることができるカードです。0点のカードですが、ラウンド終了時に1番多くの色を集めたプレイヤーは4点となります。色はカードの背景色のことです。なお、同率のプレイヤーがいた場合でも4点となります。

・追加ルール

追加ルールは以下の通りです。

●しょうゆカードの追加
上記の「しょうゆカード」を追加します。

●カードを渡す方向の変更

第1ラウンド、第3ラウンドでは左のプレイヤーに、第2ラウンドでは右のプレイヤーに手札を渡します。

2人用のヴァリアントルール

1ラウンド中に、10枚の手札を2つに分け、5枚ずつの手札のドラフトを2回行います。

このゲームを遊んでみて

ルールも簡単で、みんなでワイワイ遊べるドラフト・パーティゲームです。カードが他の人と被らずに集めることができれば、かなりの高得点を稼ぐことができます。追加ルールもそんなに難しいものでもないので、慣れてきたら追加してみることをおすすめします。実際に遊んでみると、お寿司を1枚も集めることなく勝つこともできます(笑)。

かわいいカードで、簡単なドラフトカードゲーム、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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