【ボードゲームアリーナ ルール解説 フォー・セール(For Sale)】不動産で大儲け!億万長者を目指す競りゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームアリーナで遊べる不動産で大儲けする競りゲーム『フォー・セール』のルールを解説していきます。カードとコインだけを使ったとても簡単な競りゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・フォー・セールはどんなゲーム?

フォー・セールは、プレイヤーが不動産で一儲けすることになり、最も裕福な不動産を築き上げることを目指すゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:3~6人   プレイ時間:8分
難易度:1   戦略:3   運:3   やり取り:3   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

フォー・セールのデザイナーは、シュテファン・ドラ氏です。他にも、BGAで遊べる『ぶくぶく』や『メディナ』といったゲームのデザイナーでもあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

2つのフェーズが終了するとゲームが終了し、所持金額が最も多いプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。

このゲームでは、1~30までの数字がある30枚の「不動産カード」と$0~$15,000まで$1,000刻みで2枚ずつある30枚の「資金カード」をそれぞれシャッフルし山札とします。これら30枚ずつのカードはプレイ人数に応じて使う枚数が変わります。

3人プレイ時:6枚ずつ抜く(24枚ずつでプレイ)
4人プレイ時:2枚ずつ抜く(28枚ずつでプレイ)
5・6人プレイ時:すべて使用(30枚ずつでプレイ)

また、各プレイヤーにはプレイ人数に応じて$1,000コインが配られます。

3・4人プレイ時:18枚
5・6人プレイ時:14枚

・ゲームの流れ

このゲームは以下の2つのフェーズによって構成されています。

1.購入フェーズ
2.売却フェーズ

1.購入フェーズ

このフェーズでは、不動産の購入を行います。

まず、不動産カードの山札からプレイ人数分、表にして場に並べます。

その後、スタートプレイヤーから順に「入札する」「パスする」か選択します。

並べられた不動産カードがすべてなくなった場合、新たな競りが始まります。

①入札する場合

スタートプレイヤーから順に、$1,000コインを払って入札します。スタートプレイヤーは最低$1,000コイン1枚から入札できます。その後のプレイヤーは、前のプレイヤーが入札した額よりも上回るようにコインを入札する必要があります。

操作は、入札するコインの枚数を選択した後、上の「入札」を選択します。

②パスする場合

パスを選択した場合、場に並べられた不動産カードの中で最も小さい数字のカードを受け取り、その競りを降ります。以降、この競りには参加できなくなります。

なお、パスする前に入札していた場合、出したコインの半分は手元に戻ってきます。奇数枚コインを出していた場合、ルール設定によりその端数分が戻ってくるかどうかを選択することができます。

そして、1人を残して他の全プレイヤーがパスした場合、残った1人のプレイヤーは最も大きい数字のカードを受け取ることになりますが、入札していたコインは戻ってきません。

操作は、上の「パス」を選択します。

③新たな競り

表向きに並べられた不動産カードがなくなると、再び山札から人数分の不動産カードが表向きに並べられ新たな競りが始まります。その後、前の競りで最も大きなカードを受け取ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、上記のアクションを行います。

なお、各プレイヤーが所持している不動産カードと$コインは自分以外見えない状態です。

この競りを繰り返し、不動産カードの山札がなくなると次の売却フェーズに移ります。

2.売却フェーズ

このフェーズでは、前の購入フェーズで購入した不動産カードを売却します。

まず、資金カードの山札からプレイ人数分、表にして場に並べます。

その後、各プレイヤーは前のフェーズで購入した不動産カードを1枚裏向きにして場に出します。
全員が出し終わると、出した不動産カードをオープンします。

オープンしたカードが、最も大きい数字の不動産カードを出したプレイヤーは最も大きい額の資金カードを受け取り、その次に大きい数字の不動産カードを出したプレイヤーはその次に大きい額の資金カードを受け取る…、といったように順番に資金カードを獲得します。出した不動産カードは捨て札となります。

全員が資金カードを獲得したら、再び山札からプレイ人数分、表にして場に並べ、同様に不動産カードを裏向きに出します。このアクションを資金カードの山札がなくなるまで繰り返します。

資金カードがなくなったらゲームが終了し、得点計算となります。

・得点計算

得点計算は、獲得した資金カードと残っている$コインの合計金額によって決まります。

合計金額が最も多いプレイヤーの勝利となります。同額のプレイヤーがいた場合は、残していた$コインが多いプレイヤーの勝利となります。

このゲームを遊んでみて

1つのゲームで2種類の競りができるのが楽しいゲームです。購入フェーズでの競りは、切り捨てのルールだった場合、なるべく偶数枚の$コインを出したいですね。また、手番の順番も重要になってきます。手番が最後の方だと、どうしても入札額が多くなってしまうのは難しいですね。売却フェーズでは、ただ単に大きい数字の不動産カードを出せばいいわけではなく、相手が出す数字を考えながら選択する必要があります。なるべく他のプレイヤーと近い数字のカードを出さないようにしたいですね。

簡単な競りを楽しめるゲーム『フォー・セール』、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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